魔法ショウジョ(Magic Burns 9 Times) [ブログ]
魔法ショウジョ(Magic Burns 9 Times)
「魔法ショウジョ」(Magic Burns 9 Times )は、老若男女が魔法少女になってしまったという驚愕の世界設定がおもしろすぎるRPG。
誰もが魔法少女になり、町の人々を集めて、魔物を倒す。なんとも投げっぱなしジャーマンなストーリーだ。
おっさんもジジイも魔法少女になれる。この衝撃はかなりのもの。ある意味では、どこまでも自由なRPGと言えるだろう。
最強の少女戦隊をつくるRPG(おっさん可)
フィールドを移動し、建物を破壊し仲間を集め、魔物と戦っていく。属性を把握して戦えば有利になり、陣形やスキルなどを吟味する戦略/育成要素を実装している。
中国銀行、台北駅、東京タワーなど有名な建物を解体する、「キングオブモンスターズ」のような面白さも感じた。
キャラクターは予想外にかわいく、イラストにはセンスもある。おっさんのすね毛には哀愁も感じる。
なんというか、誰もが戦士になれる、優しいゲームなもかもしれないな。
「魔法ショウジョ」の特徴は誰でも魔法少女になれるダイバーシティ(多様性)
「僕と契約して、魔法少女になってよ」とそそのかすアニメからもはや10年。まどマギ感あるオープニングだけでも見る価値あり。
そしてなにより、美少女だけじゃなく、おばさんやおっさんも魔法少女になる演出が強烈だ。
(厳密には強制的にさせられるのだが…)
おっさんやおばさんたちの変身した姿は笑えるネタかもしれない。だが、誰もが魔法少女になれる、という主張には心に訴えかけるものを感じる。
多様性の時代だと叫ばれて久しい、2020年ならではのRPGなのかもしれない。
ドット絵のフィールドを彷徨う独創性あるバトル
バトルは街をタッチ移動でさまよい、仲間を集めて敵と戦う。オートバトルやガードに相当する「絶対領域」、陣形を変えて被弾を避ける機能もある。
もちろん翻訳がテキトーとか、結局は強化を繰り返さないと勝てないバランス、ガチャの渋い排出率など、もったいないところはたくさんある。
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