これは、魔神が世界に反逆せし物語。
『ゴエティアクロス(ゴエクロ:GOETIA X)』は魔導師として12の魔神と共に神へ闘いを挑むダークファンタジーRPG。
絶望に暮れた少女達の物語が中心となっており「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」で有名な虚淵玄氏のイズムに通じる魅力がある。
今なら開始後に22連ガチャを回せるので、引力のあるストーリーやJRPG感に惹かれた人は遊んでみてほしい。
コミカル要素は控えめのシリアスさが堪らない
人間が神に敗れた世界ということで、本来なら聖なる存在であるハズの天使や精霊を討伐対象のモンスターとして描いている。
逆に魔神(堕天使)は仲間になるが、再び神に捕らえられると「幻影」というボスクリーチャーになってしまう。
かつては慎ましく暮らしていた少女らが堕ちて討伐されるインパクトは凄まじく、倒すと平和だった頃の回想エピソードが見れる追い打ち付き。
章毎に舞台を変えることも多くて、自分でどれから進めるかも選べる。短編集やショートストーリーのように楽しめるシナリオだ。
総勢12名の魔神による陣形×リアルタイム采配バトル
戦闘はリアルタイムに進行し、行動ゲージの溜まったキャラからAIに従って自動攻撃する。最大12名が同時に殴るので常に慌ただしい。
プレイヤーが直接命令して戦況に合ったスキルを発動してもオッケー。放っておいても戦うけど、コマンドRPGっぽくも動かせるのだ。
前衛1人・中衛2人・後衛1人からなるパーティを3つ編成して共闘できるが、自発的に支持できるのはメイン部隊の4人だけとなるぞ。